今日は久しぶりに、朝から1日中頭をフル回転させて働きました。
大小合わせて4つのミーティング。そのうち3つが自分が回したり発表したりすることを必要とするもので、間の時間はその内容確認に主に費やしました。
一日を終えたときに「あぁ、今日は目いっぱい仕事したな」という充実感があったのですが、それと同時に自分にとって心地いい仕事のリズムだったなという手ごたえを感じていました。
理想の業務スケジュール
朝からの時間の使い方を通じて、非常に効率的だと感じたリズムは以下の流れです。
- 3時間労働
- 1時間休憩
- 1.5時間労働
- 30分休憩
- 1.5時間労働
これで7.5時間。8時半始業だと16時終業です。
時間の使い方に関するポイントを以下に説明します。
始業から3時間労働(8時半~11時半)
朝は、一日の中で最も頭が冴えていて体力もあります。最も集中できる時間であると言えます。イメージとしては3時間をさらに2時間+1時間、あるいは90分+90分ぐらいに分けて取り組む業務内容を分けてみてもいいかも知れません。
もちろん3時間ぶっ続けにはせず、基本的にはポモドーロの「25分+5分」を繰り返します。
ここのまとまった時間では、何かアイデアを出すためにこもってみたり、プレゼンの構想を練ることなど、考えを練るためのまとまった時間にする必要があります。資料作成もここでまとめてやるのがいいかも。
この時間帯の使い方には特に意識を割く必要があると考えていて、ここに進捗報告だけのミーティングや、メールチェックなどの予定は入れない方がいいと思います。
せっかくリモートワークで自由に働けるのだから、少なくとも始業後最初の90分はOutlookも開かないで頭を使う業務に集中しましょう。
終わったら、1時間のお昼休みとなります。予定が合わずに昼時にミーティングが入ることもしばしばですが、ずっとダラダラするよりは短時間ダラダラして、家事を少しでも片付けられると気持ち的に楽になります。
午後1時間半労働①(12時半~14時)
午後の業務時間の使い方は基本的に①と②で変わりません。
誰しもが理解していることなので今さらではありますが、以下のような時間帯となることは改めて頭に入れておくべきかと思います。
- 食後で眠たくなる
- 気温が上がってくるので部屋の環境によっては暑くなる
つまりは、「PCワークの効率は基本的に低下してくる時間帯」だということです。それを踏まえた上で計画を立てることが重要です。私はこの時間帯にプレゼン資料を作成することはまずしません。朝からずっと続けていて、締め切りが近いとかであれば別ですが。
この時間帯は、会議を入れるのにいいタイミングだと認識しています。
じっと何かに集中することには向いてなかったとしても、会議での議論を経て次のアクションを考えるなど、会話を通じて頭を活性化させることで効率よく仕事が出来ると思います。
午前中のうちにできなかった、時間のかかるメール対応もここらで返信しておきたいですね。
午後休憩(14時~14時半)
おやつタイム。
というより午後はやはり午前と比べても集中が続きにくいので、それならしっかりオフにして気持ちを切り替えた方がいいかなと思って休憩しています。予定を確保しているわけではないので、会議などが入ることはもちろんあります。
ここですることは、夕飯の下準備です。野菜を切っておいたり、肉の下味をつけておいたり。あるいは食洗器の食器を片付けたり。
ここである程度時間を取れると、保育園のお迎えがギリギリになっても夕食の時間がそこまで遅くならず、寝る時間に影響しません。
この「空いた時間に家事、特に食事の準備に取り組める」こと、これが在宅勤務における最大のメリットだと思います。
休憩とはいえ、ダラダラして集中の糸を完全に切ってしまっては、そこからの仕事に影響してしまうので注意が必要です。マンガを読むこと、FXのチャートを確認することなどは私にはイマイチ効果的な時間の過ごし方にはなりませんでした。マンガはリラックスしすぎてしまうし、FXはいつ見てもその後の動きが気になりすぎてしまい、業務に支障が出ます。
午後1時間半労働②(14時半~16時)
休憩後のこの時間帯は、基本的には①と変わりません。会議をするのにいいタイミングだなと思っています。他にPCワークで気をつけることとしては「細かい仕事」を片付けるといいのかなと思っています。
「細かい仕事」とは、メール対応に付随した書類の確認や作成、部下や後輩への指示内容確認と指示だしや、あとは私は研究に関する部署なので実験計画の作成などもこれに含まれます。
それぞれの業務はおそらく5~10分で片付くのですが、それらをまとめて5個10個、限られた時間内でまとめて片付けましょう。
夕方は仕事の区切りや終わるタイミングが難しいので、それらを何個片付けるという基準を設ければ目安としやすいです。
16時以降の過ごし方
私の考えでは、16時以降はその時の業務次第によっていつでも仕事を終えて良いと思っています。ただ、この時間帯は部下からの実験結果の報告が上がってきたりするタイミングでもあり、それに対応する必要はあるのでPCを切るのはもう少し後になります。
ですが、PCに向かって集中する必要はない時間帯で、それよりはぼんやりと考えを巡らせたり、翌日以降の予定を先取りして何か事前にしておくべきことは無いかと考える時間にあてたりします。締め切りに追われてもいいパフォーマンスは出来ないので、常に早め早めに行動することが重要だと思います。
あるいは何か締め切りがあって仕事を続ける必要がある場合は、30分の休憩+90分の業務をもう1セット回します。それで18時。それ以降は効率も上がらないので基本は打ち止めにします。
まとめ:集中はトータル6時間が限界
自宅だと本当に集中して取り組まないと気が散る環境にあるので、その方向に自分を追い込む術を身につけつつある気がします。
そしていざ集中しだすと、その時間があまり長時間は続かないことを強く感じます。休憩を挟みながら進めるのですが、本当に集中したら、総集中時間が6時間ぐらいで気持ちの割にエンジンがかからなくなってきます。
そこまで追い込まれていないからかもしれませんが、通常時には6時間が限度、という知見は今の仕事のオン、オフの切り替えや取り組む業務の内容を考える際に無視できない事実です。
これからも自分の集中力ややる気と向き合いながら、出来る限り効率的に業務を進められるように(そして早く終われるように)頑張りたいと思います。
参考になれば幸いです。