- 仕事に対するやる気が出ない
- やる気が起こらず、罪悪感のような気持ちがある
このような悩みに答えたいと思います。
私自身の経験を元に、やる気が出ないなと感じたときの対処法を3つご紹介します。
毎年梅雨の時期に訪れる謎の燃えつき症候群
私は毎年この時期になると、仕事に対する全てのやる気が著しく低下してしまいます。
パソコンを開きたくなくなるし、開いたとしてもメールチェックが億劫になりますし、メールチェックをしたとしても返信が出来なくなります。
先の予定を立てることも面倒くさくなってしまい、頭も働きません。
体調はどこも悪くないのに気持ちが乗らず、業務に集中できなくなってしまいます。季節性のことなので原因が非常に気になりますが、いまだ有効な解決策を講じることが出来ていません。
この記事では、このような状態に陥ってしまったときに持つように心がけている意識について紹介します。
仕事のやる気が出ない自分との向き合い方
仕事に対してやる気が起きないとき、私は以下のようなこと自分に言い聞かせています。
- 今は休むべき時だと言い聞かせる
- やる気のない自分を責めない
- 周りの人に丁寧に接する
順に説明します。
1、今は休むべき時だと言い聞かせる
この季節性の燃え尽き症候群は、感覚として、自分の焦りとは裏腹に勝手にスイッチオフ状態となってしまっているような感じです。頭は焦りや不安を抱えているにも関わらず体が何となく働くことを避けていて、簡単な一歩目が踏み出せない感覚。
何はともあれ焦っても仕方がないので、「今は休むべき時なんだ」と思うようにしています。じっとして、出来ることをする。少しの調べものなら出来るかもしれないし、切羽詰まれば会議の準備も始めるかもしれません。
今は在宅ワークの時期なので特に誰の目も気にせず休むことが出来ます。きっと自分の中で、自然とオンオフを切り替えているのだと思っています。
思えば去年も今年も、GW明けから梅雨の時期にかけて仕事を頑張っていたという記憶があります。上司からの詰めもそれなりにあって、いろいろなストレスに体は頑張って耐えていたのかも知れません。今の燃えつき状態は、それらストレスに対する反応なのかもしれません。
そう考えると、なおさら今のうちに休むべきなのではないかと思います。
2、やる気のない自分を責めない
上述したように、やる気のない状態は体が自然と反応した結果だと考えると、やる気の出ない状態の自分を「そうじゃないだろ」「このままじゃだめだ」と責めることは非常に良くないことだと考えられます。
というより、例えどのような理由があろうと、自分が自然と取った態度や抱いた感情などを安易に否定するのはその行動自体がストレスになります。
私も以前は、「こんなことではいけない」と気持ちを奮い立たせて頑張っていた時期がありました。そして、大抵の場合多少は上手くいって、行動が戻ります。
しかし、それは自分の感情に蓋をして問題を先送りしていただけだったと思っています。問題は根本から解決したわけではなく、後から再度姿を見せます。
短期的にどうしても自分を奮い立たせる必要があるなら有効ですが、そうでない場合は頑張らない時間を設けることの方が負担は軽いと思います。
3、周りの人に丁寧に接する
上手くやる気が起こらないとき、感情的に穏やかかというとそうではありません。焦りなどの負の感情の蓄積などがあるため、激しい、アグレッシブな感情を抱いている人、瞬間も多いです。
こういう時にその激しい感情に任せていら立ってしまうことは避けたいと考えています。
例えば家族に当たるとか、職場で自分より立場の弱い人に苛立ちをぶつけるなど、周りに負の感情をぶつけることなるべくしないようにしましょう。
自分が不調だからと周囲の人にあたっていると、周りも自分に対していたわる気持ちを持ってくれることは無いでしょう。そうなると、不調の自分に対する理解が得られず、その職場がますます働きづらい環境になっていく恐れもあります。
そうならないためにも、むしろ自分とその周りに、特に現状では家族に対して、普段より丁寧に接するぐらいでちょうどいいかも知れません。
まとめ
仕事では常に何かの目標や計画があり、それに向かって走っている状態が続くと思います。
もちろん走り続けることは重要ですが、上手く走れないときには一度歩いてみたり、少しの間立ち止まってみたり、といったメリハリをつけることが効果的であることも多いです。
今回の例はいずれも「やる気が出ないなら無理せず休んでよい」という考えに基づく対処法です。私は「休んでよい」と考えることに抵抗がなかったので、こちらの対応の方がしっくりしました。
しかしもしどうしても休めない職種や会社の人だった場合には、「休んでもいいよ」とする対処法はむしろ焦りの気持ちを強くしてしまう気がします。
しっかり自分と向き合うことで、それぞれの状況に合った対応を常に考えるようにしていきたいです。
特に初めて同じような状態になってしまった人の参考になれば嬉しいです。