チームとしての働き方改革

チームをまとめる立場で仕事をしていて、いかにチーム全体でいい仕事ができるか、ということを考えています。

今年はいくつか策を講じて、効率よく結果が出せるチームにしたいなと思っているのですが、その前にまずはこれまでの状況を振り返ろうと思います。

チーム全体でいい仕事をする

『チーム全体でいい仕事をする』とはどういうことかと言うと、以下のようなチーム状況を目指しています。現時点での自己採点結果を併記します。

  1. メンバーの仕事量が偏らない⇒×偏りアリ
  2. 各人がそれぞれ仕事に対してやりがいと日々の充実感を抱く⇒
  3. 時間や気持ちに余裕をもって働く⇒×ちょっと追い立てたかも
  4. もちろん結果は出す⇒○何とか出てた
  5. 仕事を通してスキルアップしてもらう⇒△分担が固定されていた

以下に詳しく説明します。

1、メンバー間の仕事量について

この問題は長らく継続してしまっています。

原因は単純に仕事の振り方のミスもあります。また、頑張り屋さんが仕事を抱えがち&他人に任せられない性格であるため、一度お願いした仕事の再分担が上手く行われなかったことです。

もっと積極的に介入し、半ば奪い返すぐらいの気持ちで再配分を決断できればよかったのかも知れません。

2、仕事に対するやりがいと充実感

この点については、きっとある程度のものを抱いてくれていると信じています。そうでなければ何故そんなに頑張る?というぐらいしっかり頑張ってくれていますので。

自分の経験から考えると、充実感ややりがいは「自分の出した結果が役に立ってることを実感出来るとき」そして「ある程度の忙しさで働いているとき」に実感していたと思います。

全員に当てはまるとは思っていませんが、自分の気配りで何とかなる事であれば気を付けてあげたいし、よく観察していきたいと思います。

3、もちろん結果は出す

『楽しく働いて、その結果納期に間に合いませんでした』。当たり前のことですが、仕事でそれは許されるものではありません。

ここはうちのチームもしっかりやってくれました。結果を出してくれたことには満足しています。

ただもう少し欲を出せば、業務内容的にチーム力の8割ぐらいで達成できたかもしれない、残りの2割で他のことに取り組めたかもしれないなと思っています。

4、時間や気持ちに対する余裕

先ほど結果は出していたし満足している、ということを言いました。しかし全体の印象としては、チームが1年間ずっとバタバタしていた感じでした。

実際に忙しかったというのもありますが、転びそうになりながら何とか走り切った1年だったと振り返ると感じます。もう少し余裕が欲しかったなと思っています。

これは、殆どのメンバーも感じているかもしれません。もしそうであれば、原因は私にあると思っています。

昨年は特に、判断の遅れや指示の曖昧さなどにより、チーム全体の動きに大変な悪影響を与えてしまいました。大反省です。力不足。

今年は去年の反省を生かして、常に先の先の先まで読むようにして、先手先手で指示をだせるように準備と注意を怠らないようにしたいと思います。

5、仕事を通してスキルアップ

これはチームマネジメントをする上で私が密かに立てている目標です。

一緒のチームで働く期間も限られています(多くの方が有期雇用)ので、このプロジェクトを通じて少しでもスキルを身につけて、レベルアップして旅立ってもらいたいと思っています。

こちらに関しても不十分だった気がしています。当人たちはこちらからお膳立てをしなくても普段働いていくうちに自然に様々な経験を積んでレベルアップをしているかもしれません。

ですが、マネジメントの立場から後押しが出来ることも多いはずです。環境を整えるのはその代表的なもの。

こちらに関しても今年のテーマとして、意識して取り組んでいきたいと思います。

チーム全体でいい仕事をする:セルフチェックまとめ

去年1年間のチームとしての働き方について振り返りました。

各メンバーの仕事量、仕事を通してスキルアップが出来るか等、マネジメントする立場としても組み上げにくいパズルに取り組んでいるのかも知れません。

ですが、チームの力を最大限発揮できているとも思えず、マネジメントの力で引き出せる余力もまだあるのではないかと強く感じています。

やるからにはいい仕事が出来る集団であってほしいし、私自身それを引っ張るしっかりしたリーダーになりたいと思います。