プロジェクトを前に進めるために

  • PJの進め方に迷う
  • リーダーの舵取りとしてまず何をすればいいかわからない

このような悩みに答えます。

プロジェクトをリードする立場として、どちらに向かって進んでいくか?どんな道具を使って進むのか?そのためには誰の協力が必要なのか?などを悶々と考える日々を過ごしています。

とりあえず動く、というのもそれなりの段階に達する必要があるのでまだ早そう。

今日は結局、簡単な事務的な手続きを進めることに半日を費やして、午後からはうんうん唸って何も生み出さないままお迎えの時間が来てしまいました。

明日以降もこれだとさすがにまずいので、きちんと対策を練りたいと思います。

方針を立てるために必要なこと

課題

当たり前の話になってしまいますが、まずは「PJの方針を立てる」ために必要なことを書き出します。

以下の3つです。

  • 課題を明確にする
  • 現在地を知る
  • 差を埋めるために必要なことを挙げる

順に説明します。

1、課題を明確にする

まず、PJとして達成したい、あるいは解決したいことを明確にします。

これはしっかりと言葉で、文字で表現する必要があります。そうすることで周りのメンバーとの認識をすり合わせることが出来るようになるからです。ここのすり合わせは今後の議論で重要です。

この際、何かメモ(手書きがいいような気がします)出来る状態で作業をしたいところ。その理由は、一つの課題について考えていると「あ、そういえばこれについても調べなきゃな」といった関連タスクがふっと浮かぶことがあるからです。

多くの場合、そのようなひらめきはすぐに消えてしまいます。そして単独ではそれを思い出すことは難しく、同じ思考回路を辿る必要があるため一度忘れてしまうと時間がかかってしまいます。

そして、それぞれの課題に対するデッドラインがあるので、それごとに分類する必要があります。

来月までなのか、半年後なのか、2年後なのか。

これらも思いを巡らせると無秩序にアイデアが浮かんでは消え、、となるので、メモが出来るような状態で行うことが必要ですね。

課題を洗い出すだけでもそれなりの調査が必要になるので、作業量としては十分すぎるほどでしょう。

2、現在地を知る

課題を洗い出し、取り組むことが明確になったら、次は自分たちの位置を把握します。

○○に対して情報を得たいけど、自分たちはどこまで掴んでいるか。

○○ができるようなチームを作りたいけど、そのためにはどんなスキルやサンプルが必要か。

ここを把握して、必要なパーツを組み入れるためのアクションを考えます。そのために、今チームがどのようなことに予算と時間を費やしているか、について把握する必要があります。

これは人数が多いと難しくなります。

なので個人単位で把握するよりは、「このような仕事を今はこの人とこの人が担当している」というタスク単位での把握がいいかもしれません。必要に応じて個別にアプローチして、余力の有無などについても把握します。

本当は、このPJの現在地については常に把握しておくことが求められます。

3、差を埋めるために必要なことを挙げる

これまで得た情報によって、PJのゴールと現在地との差が明確になりました。

その差を埋めるべき期間についても見積もりが立っているので、期間内にそれを達成するために必要なアクションを考えます。

場合によっては上に予算を動かしてもらう必要がありますし、既に別のことに時間を使ってもらっているメンバーに業務の変更をお願いする必要があるかもしれません。

ここは既存の業務担当に縛られず、柔軟に対応することが求められます。

そしてチームメンバーとの話し合いを行い、新たなチームの体制を構築する必要があります。

まとめ

まとめ

このように考えると、まずは課題の洗い出しが何よりも重要なタスクとなります。

ここで全ての方向性が決まるので、気合を入れて取り掛かろうと思います。

参考になれば幸いです。