在宅勤務時のお手軽ランチに飽きたら外に行こう

  • 在宅勤務時のランチがいつも同じメニュー
  • 自炊は手軽で経済的なのはいいけど、さすがに飽きた
  • おしゃれランチを作るのは面倒くさい

こう感じている在宅勤務継続中の会社員の方は多いのではないでしょうか?

この記事では、『自炊を諦めてランチを食べに出かけたら結構いいことがあった』、という私の体験からの気づきをまとめています。

「外に行こうかな?でも自炊の方が経済的だし、、、」と悩んでいる方は、是非一度サイフのことはあまり気にせず外に出ることをおススメします。

在宅勤務ランチのマンネリ

マンネリ

「在宅勤務を素敵に乗り切るおススメレシピ」

などの記事から学び、これを機にランチのレシピ開発を進めよう、と考えていた方は多いのではないでしょうか。

かくいう私もその一人です。

4月の在宅勤務初期はそれこそランチメニューの研究に余念がありませんでした。保育園の登園自粛要請も重なり、子供たちが家にいたので作らざるを得なかったという背景はありますが、けっこうたくさん料理しました。

結果としてはある一定の成果を得られたと思っています。パスタのレパートリーは増えたし、チャーハンはパラパラなものが作れるようになったし。

でも次第に部署としても在宅勤務に慣れてきたのか、在宅での仕事もいい感じに増えていったんですよね。

その結果、5月を過ぎてからはランチの準備が面倒臭くなってきました。保育園が徐々に再開し、子供たちが保育園に行きだしてからはその傾向が加速しました。

私と妻の二人しかいない場合のランチは適当でした。

ぶっかけうどんとか、袋ラーメンとか。

お互いにお昼時を挟むような会議も結構入っていたので、「お互いのご飯はそれぞれで済ませる。作る余裕があるときは相手の分も作ると喜ばれる」というぐらいのことだけを示し合わせて、思い思いに昼食を済ませていました。

そうなると、まぁスケジュール的に余裕があれば妻の分を含めて簡単に作る、という感じになります。妻もそう。週に1~2日はどちらかの調理で一緒に食事をする。

一緒でなかったとしても食事の準備はしておいて、会議が落ち着いたタイミングで食べる、という運用になっていました。なので何だかんだで週に2~3日は昼食の準備をしていました。

ところが最近、子どもたちに加えて妻も徐々に出勤や日帰り出張などの予定が入るようになり、家を空けるようになってきたのです。

そうなると家に私ひとり。もちろん自分だけのために自炊などするはずがありません。今までの熱意はどこに?というぐらい全く料理をする気が起きません。

ぶっかけうどんが3日続いた段階で飽きが限界に達し、外に食べに出ることにしました。

在宅勤務時のランチを外で

ランチを外で

在宅勤務なので自宅近辺のお店にランチを食べに行くことにしました。思い切って駅近くの居酒屋(魚料理が旨い)に行き、1100円のランチを食べました。

これまで原価100円位のうどんばかりを食べていた者からすると、圧倒的贅沢です。

「やっぱりやめようかなぁ」という気持ちも少しありましたが、今日は特別だと自分に言い聞かせてお店に入りました。

結果、ご飯がおいしかったこと以外に以下の3つのメリットを享受することが出来たと考えています。

  1. 午前の仕事に集中できる
  2. 昼休憩に集中できる
  3. 午後からの仕事に集中できる

順に説明します。

1、午前の仕事に集中できる

在宅勤務時のランチのために外に出かけようということはその日の早いうちから決めていました。そうすることによって午前中の仕事に手ごたえが欲しくなります。

会議でプレゼンがある、等の分かりやすい何かがあればそれを目標に頑張ってもいいと思います。ですが、特に決まった予定のない午前中をどのように過ごすのか、というのはその日一日の業務の達成度を左右する重要事項です。

仕事の上で特に重要な予定は何もないけど、ある程度の手ごたえを得るにはどうすればいいか?と考えることで、「仕事に区切りを設けてそこまでやり切る」というタスク管理においても重要な考え方を自然と実践することになります。

私の場合は書類の提出を3本、部下の出してきた企画書の添削を済ませるなど、別に期限はそこじゃないけど、という仕事を何本か前倒しで済ませることになり、非常に有意義な午前中を過ごすことが出来ました。

昼にイベントを設けるのはニンジンとして最高です。

2、昼休憩に集中できる

今回のランチは、コンビニで弁当を買うという簡便なものではなく(コンビニ弁当は美味しいけど)、ちゃんとしたお店のランチ定食を食べたのですが、結果としてその選択が良かったと思います。

「贅沢をしている」という事実によって、私はこの昼休憩の時間を大切に使用という気になりました。結果として食事の時間だけでなく家からの往復の時間からも何かを得ようという気持ちを持つことが出来ました。

その証拠に、昼休みを過ごした時の気持ちを文章に起こして発信しています。

ランチの写真を撮り忘れたこと以外、完璧な過ごし方が出来たと自負しています。

3、午後からの仕事に集中できる

「贅沢な休憩時間を過ごした」という充実した思いを得ることが出来た一方で、僅かながら焦りのような気持ちもありました。

「時間を無駄にしたのではないか」

「お金を無駄にしたのではないか」

この感情を消し去りたいがためだったのか、午後からの仕事にもしっかりと成果を求める自分がいました。結果として、午後からも非常に集中できたという感触があり、普段より仕事が捗ったと感じています。

午前中にそれなりの成果を得ていたので午後はダレるかと思いきや、全くそんなことはありませんでした。しっかりとお金と時間をかけて休憩をとることが、いい意味で自分を追い込むことにも繋がりパフォーマンスを向上させることが出来ました。

まとめ:仕事へのモチベーションを買ったのかも

モチベーション

今回、お昼休憩の中身に拘って贅沢な時間を過ごしてみました。

1000円のランチは例えば東京のオフィス街で働く人達からすると普段遣いの金額だと思いますが、私からすると普段の3倍近い金額になります。

「こんなに使って大丈夫か」と思うランチの額にすることで、自分のその日一日のモチベーションを買ったとも言えるかもしれません。

その他にも、例えば敢えて昼休みを利用してマッサージに行くとか、ドライブをしてみるとか。一見無駄で非効率に見える時間の使い方から得られるものもあると体感できたことが一番の収穫だったかもしれません。

自分を高める方法の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。