Face-to-face のコミュニケーションを他人に強要すること

  • 2019-05-26
  • 2019-05-26
  • 仕事

こんにちは。ケーパパです。

 今日は仕事の話です。僕の上司は、いわゆる対面的なコミュニケーションを大事にします。メールより電話、電話より直接相手の部屋を訪ねて会話、な人です。僕はどちらかと言うとそういうのは億劫に感じてしまう人で、メールやチャットで済ませたいと思う派だったりします。

 今回は、そんなギャップありまくりな僕たち(ご察しの通り、関係性は微妙です)のやり取りを紹介します。年代だけの問題ではないと思うのですが、皆さんはどちらの考え方に近いですか?

①ミーティング設定して

 他部門に相談したいことがあって、どう連絡しようか考えていた場面で、上司とその話になりました。

「〇〇について確認してもらおうと思うんですよね。☓☓さんと△△さんにメール出しとこうと思いますけど上司さんにccいりますか?」

「うーん、そのメンバーでミーティング設定して!」

 その後、参加メンバーの日程調整をし、メールの文章ほぼコピペだけしただけの味気ないパワポ1枚の準備をしました。そしてミーティング当日は僕がパワポを読み上げる→先方「それでいいと思いますよ」→終了。

 先日は同じ流れで別のチームの方々とミーティングを設定しようとしたところ、「その内容ならメールで結構です」と返事が来てミーティングを設定させてもらえませんでした。上司は状況が呑み込めていない様子で、「キミ何か失礼なことでもしたの?」と。僕はよくわからないフリを装いつつ内心「ですよねー♪」と思いながら確認事項をメールで送信し、相手から返信を貰って1往復で必要な情報を手にすることに成功しました。

 二つ目の事例は僕と相手が両方とも「ミーティング不要ならしたくない」派だったのでスムーズでした。ですが両方が「ミーティング大事派(あるいはどっちでもいい派)」だと一つ目の事例のような惨劇が繰り広げられるようです。

②メールじゃなくて直接足を運んだほうが良い

 これは対人コミュニケーション能力に優れた方、誰とでも気さくに話せて、雑談が苦にならない人ならあるいは当てはまるのかもしれませんね。

 僕は残念ながらその辺りの能力に日間差がありすぎて無理です。「できる限り誰とも話したくないなぁ」とか思うこと、ないですか?

 ちょっとした連絡をメールで入れようと考えているときに、「それなら直接話してきたら?そっちの方が絶対に早いと思うけど」と言われて仕方なく訪ねていくこともありました。別に楽しい会話ができる訳でもないので微妙な空気が流れ、先方がむしろ気を遣って?か会話を引き伸ばしてくれたりして結局1時間ぐらい。メールなら1往復で済んだ事かなと思っているので、何だか効率悪いなぁ、と思ったりするわけです。

 あと似たような別件で「その件なら〇〇さんが詳しいかも。直接連絡したら?メールじゃなくて電話で」と言われたこともあります。ちなみに僕は〇〇さんとは殆ど喋ったことないです。人を紹介してくれるのは有難い。でも何故コミュニケーションツールを指定する??

③僕に聞いてくれたら大丈夫だから

 社内システムについてちょっと分からないことがあり、そのページにある問い合わせ先にメールを入れました。ですがその際に僕の操作ミスで、関係ある人ない人に沢山質問メールが送られてしまったようなのです。上司にも。

 「そこから問い合わせなんてしなくていいよ。いちいちそんな事しなくても、僕はそのシステムの元締めの〇〇さんと仲がいいから、僕に聞いてくれたら僕から話つけるよ。それか君から直接〇〇さんに連絡した方が話が早い」

 一見頼もしく聞こえますが、何だか釈然としません。その総元締めさんへの直接の問い合わせという矢印を減らすことがその仕組みの目的の一つではないのか・・・。そして例に倣って、僕は総元締めさんとは接点ないです。

上司の心理とは

 この上司ははっきり言って頭もよく、その上からのウケも悪くないです。サバサバしていて合理的で、始めのうちはいい距離感保てているなぁと思っていたのですが、ちょっとここ最近なんだかおかしい。

 ツールの使い方は世代とか言うつもりもなく、個人の仕事の進め方に対する考え方の違いというか、信念のようなものもあるので別にいいかなと思うのです。ですが全体的に「自分の考えに沿った具体的な行動を支持してくる(僕がそっち派ではないことをわかっていながら)」のがしんどい。「メールじゃなくて電話で」と普通言うかね。。。

何故そのような行動をとるのか?理由としては以下の3つを想定しました。

  • ①ちょっと嫌がらせ
  • ②心の底から自分のやり方がいいと思っている
  • ③あくまで選択肢を示しただけ(ツッコミ待ち?)

 本心はわからないままですが、僕は可能な限りのらりくらりとやっていきたいです。対策としては「上司の耳に入る前に解決してしまう」ことが有効かと。すぐには解決できない問題もあるかと思いますが、なるべく早く動いて上司が知ったころには解決、あるいは解決のための対策(メール)を出し終えておくようにすれば、僕の仕事も早くなるし一石二鳥かもしれません。

 しばらくはこれで頑張ってみようかと思います。