
次は実技試験ですね
・第二種電気工事士の技能試験対策って独学で大丈夫?
・全くの初心者だけど、技能試験に向けた効率的な対策方法って?
・試験へのモチベーションが下がってしまった。。。
最後の悪足掻きとして何ができることはないかなぁ?

この記事では、上記のような疑問に対する具体的な解決策を提示します。
これから筆記試験を受験する、という方は、こちらの記事を読んで参考にしていただければと思います。筆記試験も要点を絞り、2週間で合格可能です。
僕は電気工事士としての現場経験はなく、関連知識ゼロの状態から第二種電気工事士の技能試験対策を始めています。
それでも筆記試験、技能試験をそれぞれ2週間の独学で一発合格することができました。
この記事では実際に私の対策の行動記録を元に、独学での技能試験対策に重要なポイントをまとめています。これを読めば、『試験まであと2週間しかない』から『まだ2週間ある。今からでも十分間に合う』と試験に対する前向きな気持ちが芽生え、試験対策へのモチベーションが高まることでしょう。
第二種電気工事士技能試験を独学で突破のためのエッセンスが詰まっていますので、是非ご覧ください。
第二種電気工事士技能試験、独学でのポイントは取捨選択
第二種電気工事士の技能試験に、私は独学で合格することが出来ました。そして僕自身、この一発合格はまぐれだとは思っていません。
試験の傾向を分析し、以下に効率よく必要な基礎技術を身に着けるか。
そしてそのために何に時間を費やして、何に時間を使わないべきか、などの戦略が上手くはまったが故の成功だと自己分析しています。
そしてここからは、僕が試験前2週間をどのように過ごしたか、をそのまま紹介することで残り日数に応じた具体的な対策を示します。
- 対策①:道具を揃える(本番14日前)
- 対策②:複線図を極める(本番13~8日前)
- 対策③:基礎練習(本番7~5日前)
- 対策④:実戦練習 (本番4~1日前)
順に説明します。
第二種電気工事士試験独学突破への道①:道具を揃える(本番14日前)

既に多くの現場経験があり、道具が揃っている方はここは飛ばしてもらって大丈夫です。
僕は第二種電気工事士の受験が初めてでしたし、独学で誰とのつながりもない状態からの挑戦でしたので、勿論道具を買うところから始めました。
結論から言います。買うべき道具のセットは、
「ホーザン(HOZAN) 電気工事士技能試験工具セット DK28」と「練習用の材料1周分」
で過不足ありません。断言します。
HOZAN 電気工事士技能試験 工具セット(DK18) 価格:15469円(税込、送料別) (2019/10/14時点)楽天で購入 |
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加えて初心者の方は、「合格ゲージ」をオプションで付けてもいいかもしれません。
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僕は「ホーザン(HOZAN) 電気工事士技能試験セット 工具セット 電気工事士技能試験を受験するための基本工具が入ったセット S-19」
と、別売りの「HOZAN(ホーザン) VVFストリッパー P-958」を買いました。
さらに練習用の材料を2周分買いました。
ですが、絶対に上記のセット 「ホーザン(HOZAN) 電気工事士技能試験工具セット DK18」と「練習用の材料1周分」 だけでいいと思います。
工具購入のポイント3つ
上記のセットをおススメする理由を含めて、以下に道具購入のポイント3つをまとめます。
- VVFストリッパーは必須
- 圧着ペンチは「大」刻印は不要
- 練習用の材料は1周分もいらないぐらい
順番に解説していきます。
VVFストリッパーは必須
第二種電気工事士の実技試験はとにかく時間との戦いです。後述しますが、作業スペースもかなり狭いです。
間違ってもナイフでケーブルを剥こうなんて考えないでください。今は折角いい道具があるので、それを使わないなんてもったいないです。
試験本番は緊張もあるし、よほど腕に自信がある方以外は時間的に厳しくなります。ここは議論の余地がないのではないでしょうか。
加えて初心者はHOZANさんの「合格ゲージ」を付けることをおススメします。
適切な長さの被膜を剥ぎ取ることが要求されるので、この数秒の作業時間節約は試験において大きいです。数百円ですし。
僕は買ったのですが、すっかりそのことを忘れてストリッパーの先端の目盛りを使って長さを確認していました。
それでも何とかなったのですが、ゲージつけておけばもっと楽だったなと反省しています。
圧着ペンチは「大」刻印は不要
圧着ペンチは、コードをまとめてリングスリーブに通した後で、それらをかしめることで電気的に接続させる時に使います。
電線の太さと数によって使うスリーブの大きさ(3種類あります)が定められており、試験でこれを間違えると一発アウトとなります。
加えて圧着時にはペンチで大きさの刻印「○、小、中、大」を正しく入れる必要もあります(こちらも間違えたらアウト)。
ペンチの種類によって、上記4種類全ての刻印が入れられるタイプと、「大」を除く3種類のみに対応したタイプがあります。
ここで僕のおすすめは後者、つまり「大」の刻印が入れられないタイプです。
理由はシンプルで、「第二種電気工事士の技能試験に大スリーブは出ない」ことと「扱いやすい大きさである」ことです。
僕は試験に大スリーブが出ないことは分かっていたのですが、今後現場で使うことがあるかもしれないし、ということで大を刻印できるタイプを買いました。
その結果、試験本番でとても苦労しました。なぜならこの「大」刻印有りのペンチが想像以上に大きくて重く、とても扱いづらかったからです。
ペンチを開くのにも、スリーブを挟んで圧着するのにも、中肉中背の成人男子(僕のことです)が片手で扱えない大きさ、重さ、握りの固さになっています。
一方「大」なしのタイプでは基本的にペンチの開閉は片手で可能。いわゆる普通のペンチやハサミの感覚で扱えます。
この手間の違いは、何度も言いますが時間的な余裕がない試験本番において大きいです。
もう一度文字を大きくして言います。
「大」刻印のペンチは不要です。
練習用の材料は1周分もいらない
電線やケーブル、ランプレセプタクル(レセップ)など、第二種電気工事士技能試験の独学での練習用に材料セットが販売されています。
候補問題は13題ありますが、それらを一通り作成できるだけの材料セットが「1周分」です。
僕が調べたときには「最低2周は繰り返す。できれば3周しましょう。」という記事が多かったように思ったので2周分買いました。ですが結局全体の2割も使いませんでした。
僕が実技練習で行ったのはいくつかの基礎練習と候補問題13問のうちの3問だけです。
つまり材料は0.2~0.3周分しか使用していません。
そして残念ながら勘は的中せず、試験本番では自分では取り組まなかった残りの10問の方からの出題でしたが、初見にもかかわらず何とか合格できました。
この記事を参考にするみなさんは、僕のように十分な練習時間をとることが難しいはずです。
あるいはモチベーションが上がらないまま直前を迎え、何から手が付けたらいいか分からない状態になっている方もいるかもしれません。
そんな状況で2周も3周も練習することは不可能です。もし出来たとしてもただこなすだけで実力に結びつかないと思います。
材料は1周分にしましょう。1周もできれば上等で、実際は全ての問題を極めておく必要なんてないんです。
時間が十分にあって、知らない問題が出たら不安、という方以外は要点を絞った実技練習で十分合格レベルに達することが出来ます。
以下に具体的な「効率的な試験対策」について述べます。
第二種電気工事士試験独学突破への道 ②:複線図を極める(本番13~8日前)
道具を発注したら、届くまでの間にまずしておくべきことがあります。それは「複線図を完璧にマスターする」ことです。
ここも、既に筆記試験の際に覚えた方は飛ばしてOKです。
僕は以前、「筆記試験時に複線図を覚える必要はない」と断言していますので、そこを補う必要があるのでここから始めています。
ここでは地道に、複線図の書き方に関するルールを学び、さらに候補問題13問分の複線図を繰り返し書くなどして頭に叩き込みましょう。
第二種電気工事士試験独学突破への道 ③:基礎練習(本番7~5日前)
複線図が描けるようになって、技能練習用の道具が届いたら早速練習です。
※逆に言うと、『道具を持っていて』、『複線図を極めている』人は実質1週間の対策でいけるわけですね!
ここでいう基礎練習とは「コードを剥く」「ケーブルを剥く」「コンセントやスイッチ、レセップなど器具への接続」「圧着ペンチを使った電線の圧着」など、どの問題にでも出てくる基本操作の習得を指します。
それぞれの操作にかける目安の時間についても各種テキストなどに載っているので、それを目標に淀みなく手が動くようになるまで繰り返しましょう。
数日なら飽きずに取り組むことが出来ました。
同時に、各候補問題の作成手順などについて発信しているYouTubeのチャンネルもあるので、これらを見てイメージトレーニングするのもいいかと思います。
どこから手を付けるのかといった点や、道具の配置(これはかなり重要!!!)などとても参考になります。
第二種電気工事士試験独学突破への道④:実戦練習 (本番4~1日前)
ここまで取り組んできたら、いよいよ実戦練習として候補問題に取り組みます。
僕はこの時点であと3日ぐらいだったので、1日1問で確か3問挑戦したと思います。時間も測りながら、なるべく本番に近い形で練習します。
本番に近づける方が、覚えていないことが出てきたときの復習による定着率が高いと思います。
「練習は本番のように、本番は練習のように」です。
通勤などの隙間時間にはひたすら動画を見ながらイメトレ、あるいは暗記(リングスリーブの大きさについては直前まで確認していました)を繰り返し、夜自宅で実際の練習、を3~4日間繰り返しました。
※僕は対策できなくて焦ったのですが、試験会場が大学の講義室だったりした場合、机が異常に狭い場合があります。特に縦幅。
大げさでなくA4の長辺+αぐらいだったと記憶しています。
狭いスペースにどのように道具や材料を並べるかなど、事前に少しでも考えておくと焦らなくて済みます。
第二種電気工事士技能試験、独学での対策まとめ
僕は上記の方法で、2週間の独学により技能試験に合格しました。
以下にもう一度まとめます。
- 道具を揃える(14日前)
- 複線図をマスターする(13〜8日前)
- 基礎練習をする(7〜5日前)
- 実戦練習をする(4〜1日前)
勝因は筆記試験と同じで、やる事とやらない事を決めたからだと思っています。
初学者、独学の僕にもできたので、きっとみなさんも大丈夫です。
それでもやっぱり独学は不安、という方へ
『何となく独学でいけそう、、、でもやっぱり何か講座を受けて実力と自信をつけたい。』そのように感じた方もいるかもしれません。
対策講座はやはり試験対策のプロが体系的に知識を伝えてくれるので、学習方法としてはとても効率がいいと思います。
僕は今回試験対策を重視して、取り込む情報を大きく取捨選択した結果合格を勝ち取ることができました。
ですが合格してから実際に現場で使いこなせるレベルにまで知識や技術を上げるにはやはりまだ勉強が不十分であると感じますし、「誰かに教えを請いたい」という気持ちも正直あります。
これまでのあらゆる勉強の機会を振り返って頂いて、独学ではなく、専門講師の授業を受けることで試験対策をより確実なものとしたい、と思われる方は、講座を受けることをおススメします。
時間とお金は必要となりますが、試験の合格だけではない、その後即戦力として活用できるより深い知識と確かな技術を身に着けることが出来ると思います。
こちらは翔泳社アカデミーの講座ですが、第二種電気工事士の合格を目指す方に最適なカリキュラムによる特別講座を開講していて、短期集中で体系的な知識が身につくことが期待できます。

Good luck!!!