2号アパート客付け記録②_リフォーム業者が逃げた

前回の続きです。

1/4室入居という状態で築32年のアパートを買いました。

購入から2ヶ月後、2部屋目の入居者が現れて家賃収入もアップ。今は亡き?S銀行のワイドローンで長期返済(月々の返済額は少ない)にすることでまやかしのキャッシュフローを得ることに成功した初心者大家の奮闘記です。

※客付け記録というより、リフォームと逃亡業者追跡記録となっております。

秋以降の停滞。原因は…

秋

2部屋目の申込みが8月末、そして入居が9月。

物件取得が7月だったので、とてもいい感じのスタートだったと思っていました。

この調子で年内(2018年内)に一部屋、そして年度末の繁忙期でもう一部屋、と考えていました。

ですが、秋以降思ったようにリフォームの時間が取れず、それに引きづられて客付けもできない日々が続いていました。

さらに少しずつ寒くなってきて通うことも億劫に、、、

結局、3、4部屋目のリフォームは外注することになりました。無念…

リフォーム内容と外注先の探し方

特に取り組みたかった内容は以下の通りです。

  • キッチン、トイレのクッションフロア貼り(キッチンは古いクッションフロア、トイレはタイル貼りでした)
  • 土壁のペンキ塗装
  • 敷地内枯れ木(高さ2~3mぐらい)の伐採と処分

いずれも自分でやる気満々で、ペンキやらクッションフロアやら大量に買い込んでいました。でも自分でできないので、これを無駄にしないようにリフォームを進める必要がありました。

リフォームは某掲示板で募集!

リフォームはジ○ティーで募集しました。メリットとデメリットは以下。

○価格を自分で決められる

○設定した価格を元に、自分主導で価格交渉が出来る

○施主支給や納期など、いい人に当たれば融通が利きやすい

○スマホでやり取り可能

×素性が知れない(素人の場合も)

×きちんとした契約を結ばないと手を抜かれる

✕請けるだけ請けて取り書かれるのは2週間後、というパターンもあり

△ジ○ティーで集客、ということを考えるぐらいには若い人が来る

〈教訓〉依頼は具体的に。着工可能な日を先に確認しておく。

そもそもレベルの高いまともな不動産オーナーであればジ○ティーでリフォームを依頼しようなんて思わないわけです。僕も早くそのレベルに達したい。

僕が今回ジ○ティーを活用したのは少しでも安く済ませようとした(ぶっちゃけプロでなくてもOK)という魂胆があったからで、結果としてはそれが裏目に出てしまいました。。。

実際に頼んでみてどうだったか?

結果としては、残念な人にも当たりましたが全体的には悪くない、といった感じでした。

①砂壁の塗装…買ってあったペンキとシーラーを使ってキレイに仕上げていただきました。作業自体も1週間かかりませんでしたし、非常に満足の出来でした。

〈教訓〉砂壁はシーラーも結構吸うらしい。

②枯れ木の伐採、処分…こちらもメールベースで詳細を打ち合わせて、数日のうちに作業完了しました。非常にいい感じです。

③クッションフロア貼り…最初にお願いしていた業者と途中で連絡が取れなくなりました(以下詳細)。その後改めて募集をした結果、めちゃくちゃ対応が丁寧で仕事も早い方と繋がることができました。勝手にこの物件の担当工務店に任命しています。

このように、たまにハズレがありますが勝率はそんなに悪くなかったかなと思っています。まぁ安かろう悪かろう、を覚悟の上で利用したので仕方がないですね。

なんだかんだで色んなリフォームが年内に完了し、その後募集を本格的に始めることになります。

業者がドロン!その時どうしたか

業者が逃げた

最初は迅速な対応で好感が持てた

ドロンしたのは、②の枯れ木撤去をお願いした人です。枯れ木に関するやり取りの中で「良かったらクッションフロア貼りもさせてください」というのでお願いしました(募集は同時にスレッドを分けて出していました)。

内容は異なるものの②の仕事が早いと感じたので、任せることに特に不安はありませんでした。

いつ頃完了できるかを確認すると、他の現場もあるので2週間後、という回答。

少し迷いましたが、他の人を探してイチから話をすすめるのも面倒だったので、2週間後に募集をかける旨を伝えて正式に仕事をお願いしました。

そこで僕の頭はもうリフォーム完了。あとは完了の連絡があり次第クリーニング入れて募集、と考えていて、一旦この件は忘れていました。

そして1週間後、そういえば中間報告というか進捗に関する連絡ないな、と思ったので、状況確認しようと思ってメールをしたけど返信なし。

これ大丈夫か?と思っていたらこの時は翌々日にメール帰ってきました。「すみません、今千葉の現場に入っていて返信できませんでした。」

作業は進めているとのことだったので、とりあえず信じるしかありません。遅れるようなら連絡くださいと伝えてその時のやり取りは終了。

完了予定日の連絡はもちろんなし

ある意味予想通りではありましたが、当初の完了予定日である2週間後、先方からの連絡はありませんでした。こちらからメールをしてももちろん音沙汰なし。

しつこく電話をしていると、メールが入りました。

「すみません、まだ終わっていません。」

「ちょっと他の現場が忙しくて。あと2週間ぐらいかかるかもしれません」

はい、謝罪なし。ありえん…

どうしようかなー、腹立つなーと思いましたが、とはいえ代金は先に払っていたので、確実にあと2週間で終わらせるよう電話で話をしてその時のやり取りはおしまい。

そして本格的に消えた

さらに2週間後…を待たず、3日おきぐらいで進捗の催促をしていました。先方もあまりにしつこいのでイヤになったのでしょうか、最初の催促で既に返信はありませんでした。

電話もメールも反応なし。

2週間どころか、1ヶ月ぐらい反応なかったと記憶しています。このままだと工費持ち逃げです、さてどうしたものか。

徹底捜索、意外とすぐ出てきた

この状況を受けて、僕は以下の対応を取りました。

  • ジ○ティーの事務局に通報、個人情報(住所)の開示を請求
  • 私と先方の銀行に連絡し、詐欺被害にあった旨を報告
  • Facebookを活用
  • Twitterで拡散→ここで出頭w

特に有効だった下の2つについて説明します。

Facebookを活用

Facebookで、名前を入れて検索しました。

そしたら本人ぽいアカウントを即発見。あまり更新はされていなさそう。

顔写真もあり、(最新かどうかわからないけど)勤務先も確認しました。そして出身校の情報も。

これらの情報を元に、最終兵器の導入です。

Twitterを活用

もう想像がつくと思いますが、検索と拡散に使いました。

もうなりふり構ってられません、だってお金を騙し取られたんですもの。

まず検索すると、「〇〇どこいった?」という本人を探しているツイートがヒット。この呟きは数年前でしたが、知り合いの可能性高いと思いツイートにレスをつけました。

そして拡散。

「〇〇という方を探しています。お金を返してもらいたいです」という呟きを、中学校名入れてツイート。

そしたら呟いた翌日ぐらいにメールが来ました。はい捕獲。

本人曰く「外注先の別業者にお金を騙し取られて、そちらを捜索していました。」「お金は返します。」とのこと。わざとというわけではなさそう。

でもそれならメール返してくれてもいいのに。何もできないと思ってバックレようと思っていたのなら残念でした。SNSってすごいなーと思いつつ、入金日を指定し、振込を確認し解決。

時間は無駄にしたけど、とりあえずお金は帰ってきたし、ネタが出来たのでトータルでプラスだったと思うようにしています。

<教訓>騙されたと思ったらすぐ動け。

そしてリフォーム完了

この持ち逃げ騒動の後、懲りずにジ○ティーで業者を探し、次に連絡をくれた方はとても丁寧に仕事をしてくれる人でした。

そしてようやく募集可能な状態にまでもっていくことが出来たのです。

次回は客付けに関する奮闘記となる予定です。