・何度言ってもすぐいたずらするし、、、ある程度は仕方ないにしてもなんとかしたい!
うちの子たち(2歳と4歳)は、テンションが上がると所かまわずふざけています。
何も起こらなければ賑やかでいいのですが、殆どの場合は食器を落としたり、食べ物をこぼしたりして怒られています。
また、うちの2歳児はイヤイヤ期真っ盛りで、着替えもイヤ、おむつ替えるのもイヤ、となって何をするにも進みません。
今回は、これを怒鳴るでもなくヒステリーを起こすでもなく、自制心を引き出してやめさせるための声掛けを試してみました。
「何を言っても聞かないよ・・・」と思っていた2歳児にも意外と効果があったので、一度試す価値ありだと思います。
自制心を引き出す声掛け:ポイント3つ
子どもに「親に止められる」のではなく「自分で止める」「自分でおむつを替える」と決断させるための声掛けには以下の3つのポイントがあると考えます。
- 1人の時に話す
- 絶対に怒らない
- 発言を引き出す質問形式
順に説明します。
1人の時に話す
うちは子供が二人いますが、二人一緒にいる時に片方に話しかけても効果は薄いと感じています。
お互いに顔を見合って、おふざけが止まらないからです。
別室に連れていくようなことをする必要はないのですが、二人で同じことをしていない時を見計らって声を掛けるようにしています。
話すときの姿勢は、腕を優しく掴んで真正面に、顔は子供より低い位置に持っていくようにしています。
絶対に怒らない
絶対に怒りに任せて声を掛けないように気をつけています。
怒鳴ってしまうと、その場しのぎの「はいごめんなさい」を誘発しただけで何度も同じことを繰り返してしまうからです。
子どもたちもそれでいい、という風に覚えてしまいます。
しかし一方で、一緒にふざけたり、にこにこ笑顔を作って話すこともありません。
表情などは常に真顔であるようにして「大事なお話をしている」雰囲気をきちんと作るように心がけています。
発言を引き出す質問形式
具体的な話し方なのですが、最後には自分の行動を自分で言わせることを意識しています。
例えば、おむつを替えて欲しいと思っていて、それを子どもがイヤイヤと断っていたら
「おむつ替える」
というセリフを本人に言わせるように持っていきます。
良くない例
例えば、以下のようなやり取りを以前はしていました。
子ども「イヤ!」
パパ「いいから替えようよ。早く替えてお外行こう」
子ども「イヤだ行かない!」
(・・・結局半ば強引に替える、子どもめっちゃ泣く)
子どもに「おむつ替える」と言わせる話し方
最近意識している点を踏まえると、会話のキャッチボールが成立して大体以下のような流れになります。
子ども「うん」
パパ「おむつそのままで外行ったら嬉しい?」
子ども「イヤ、嬉しくない」
パパ「じゃあおむつ替える?替えない?どうする?」
子ども「替える」
上手くいっている方の会話でイヤイヤがないので流石にここまで上手く会話を運べるわけがない、と感じるかもしれません。
声掛け、質問のポイントとしては、「おむつが濡れて気持ち悪い」「おむつを替えた方がスッキリする」「おむつを替える」ことを本人の口から言わせることです。
子どもが食器を投げて遊ぶ時は以下のようなやり取りになります。
子ども「ご飯食べるもの」
パパ「そうだよね。お皿はテーブルに置く?ポイする?」
子ども「置く」
パパ「じゃあポイはする?しない?」
子ども「ポイしない」
まとめ
子どもがイヤイヤ期であろうが、以下の声掛けが有効ではないかと考え実践中です。
- 一人の時に話す
- 怒鳴らない。感情に任せず冷静に、真剣に。
- 本人の発言を引き出す
イヤイヤ期真っ盛りのうちの2歳児も少なくとも短期的には効果がありそうです。
まだ毎回声を掛けなければいけませんが、おむつの交換はだいぶ楽になりました。
このように「何を言っても聞かないよ・・・」と思っていた2歳児にも意外と効果があったので、一度試す価値ありだと思います。
参考になれば幸いです。