こどもチャレンジをやらなくなった娘と話をした

みなさんこんにちは。こてつです。

僕は現在5歳娘と3歳息子がいます。そして父親として日々子育てに奮闘しています。

Twitterで積極的に自分の父親としての行動や考え方を発信することを決めてから、それが自分の振る舞いを見つめなおすきっかけとなり、多くの気づきを与えてくれました。

うちの5歳娘は子どもチャレンジをやっていて、毎月届く教材を楽しみにしています。

しかしここ数か月、ワークをやりきらないまま次の月の教材に手を出す、ということが続いていました。

新しいものが届くとそこに目が行くのは仕方がないと思って最初は特に触れずにいたのですが、それが続くようになったのでさすがに気になって話をしてみました。そしてよくよく話を聞いてみると、自分の親としての振る舞いにも反省すべきところがありました。

今回は、子どもにとって「親が傍にいること」の意味が親のそれと違うということを学んだので、そのことについて書きます。

↓↓1年生になった娘はすっかり本好きになりました。

こてつの実験手帖

みなさんこんにちは。こてつです。 突然で […]…

こどもチャレンジをやりきらなくなった

子どもチャレンジ、うちは年中さんなので「こどもちゃれんじすてっぷ」を使っているのですが、毎月ワークブックが届きます。

そこには鉛筆で線を引いたり、シールを張ったり、カードを使ったり、といった課題があります。これにより遊びながら思考力や基本的な計算力の訓練ができるという構造になっています。しまじろうやみみりん、とりっぴぃといったかわいいキャラクターたちも人気で、娘もこれらのキャラクターを大変気に入っています。

1つ1つの課題はそこまで難しくなく、集中さえできれば特に苦も無くこなしていける感じだったので、親としては少しずつでも自分で取り組んでくれたらいいなと思っていました。そして娘がそれに取り組んでいる時間に親は家事をこなすなどの別の時間の使い方ができるので非常にありがたいと思っていました。

しかし最近、これらの教材をやりきることなく次の月の教材が届いてしまう、ということが続いてしまいました。前月の教材が半分ほどしか終わらずに次の月の教材を開けることも。

これに関しては気持ちは理解できます。僕も自分が小学生のころから進研ゼミをやっていたのでわかるのですが、毎月新しい教材が届くとワクワクします。前の月の教材が途中だったとしても、目新しさもあってそちらに手を伸ばしたくなります。

当時小学生だった僕自身もそうだったので、5歳の娘が計画的にワークを進めることができるとは思っていません。届き次第、目新しい新しい月の教材に手を伸ばすようになる、そこまでに前月のが完了していなければそこからあまり手に取られなくなる、ということは理解していました。

だからそうならないようにと、ご飯の前やお休みの日の午前中などには「ちょっと今からしまじろうやったら?」といった声かけはおこなっていました。しかし娘の回答はぱっとしません。そもそもそんなにやりたがらない様子。

気分の問題かな?と思ってタイミングを変えて声掛けを続けましたが、いずれも反応はいまいち。

最初はあんなに楽しく取り組んでいたのに、何かいやなことでもあるのかな。

そこまで深刻な原因があるとは思っていませんでしたが、ちゃんと話をしてみることにしました。

教材をやりきらない原因

以下はある意味平凡なやりとりですが、僕はこれがすべてだと思っています。

パパ「最近しまじろうあんまりやらないね、どうしたの?いやになった?」

娘「だってパパ一緒にやってくれないもん」

パパ「え、洗濯物畳んだりしてるけど近くにいるよ」

娘「やだ、そうじゃない。横にいて一緒にやりたいの」

僕が見ててくれないからやりたくない、ということでした。この一言で、僕は自分の考えが間違っていることに気づかされました。

僕としては、「娘がリビングにあるテーブルでワークに取り組み、僕は例えば同じリビングで洗濯物をたたむ」とか「娘がダイニングテーブルでワークに取り組み、僕はキッチンに立つ」ことで、娘がワークに取り組むことを見ているつもりでした。

でも娘は「パパが隣にいて」「教材を一緒に見て一緒に取り組む」ことが必要だったのです。

そういえば、最初のころは僕自身物珍しかったこともあり、娘がワークに取り組む様子を覗いていました。

「へー、こんな感じになってるんだね」「楽しそう、みみりんかわいいね」といったやり取りも今より多かったかもしれません。

そのようなコミュニケーションが欲しいのだ、という娘の要求に「親が傍にいる」の意味が端から違っていたのだと思い知らされ、僕はとても反省しました。

さらには、娘だけで考えてわからないようなちょっと難しい問題もあり、その時に近くにいないとできなくてそれ以上やりたくなくなるということもありました。分からないことがあるなら飛ばして先に進めばいいのでは、と思っていたのですが、そうはならず、難しい問題にぶつかった時点でやる気がなくなってしまうようでした。

難しい問題に対して粘り強く取り組むとか、あるいは切り替えて次に進むといった対処法が身につくようこれからも声掛けをしていきたいと思いますが、今が親が一緒に取り組んで、一緒に進めていくことを優先すべきなのかなと思います。

また、ワークブックには冊子の一部をハサミで切ってカードを作ったりするページがあります。紙がたくさん出て散らかった時に、それをうまく片付けることができない、また付属のシールをなくしてしまって続きができない、といったこともあったみたいです。

毎月届く教材を片付ける箱を用意していますが、そういえばここの整理整頓についてあまりちゃんと教えたことなかったかも、とこれも反省。

まとめ

親と子供で、こどもちゃれんじの理想の取り組み方が異なっていた、ということが明らかになりました。

「親が傍にいる」ということの意味が娘と僕で違っていたのです。

僕は親として傍にいたつもりでしたが、娘にとっては「パパが傍にいてくれない」状態だったので、その違いに気づいてあげられなかったので猛反省です。

これからは一緒にワークに取り組もうと思います。