たくましい子供を育てるために親ができること

みなさんこんにちは。こてつです。

親というのは勝手な生き物で、自分でやれと言われてもできないのに子供にはこんな風に育ってほしいな、という勝手な願望を抱いたりします。

賢い子供?強い子供?優しい子供?

どれも素敵ですが、「困難に負けない逞しい子供」というのも中々魅力的ではないでしょうか?これからの不確実な未来であっても強くたくましく生きてほしい、と親なら誰でも思うもの。

親が子供をそう躾けるというのは決して簡単なことではないと思いますが、自然とそうなるような働きかけや声掛け、環境構築のコツがあるとすれば?

今回は、先日たまたまWebで見かけた「たくましい子供を育てるために親ができることとは?」という内容の記事がためになったのでそれをシェアしたいと思います。

習慣化が逞しさを形成する原動力となる

元記事はこちらです。著者はアメリカのシカゴメディカルセンターで外科、小児科の教授を務めている方だそうです。

CNBC

筆者によると、習慣化は自分の心に余裕を与え、困難に直面した時の安定剤として機能するとのこと。

新しいことにチャレンジしたり、困難に直面した時に「心の拠り所」になるのが自分の習慣、つまり再現性のある行動とその結果、だと言います。

つまりは子供のころから習慣化を構築し、それによるベネフィットを感じられるような経験を重ねることがカギを握るとのことでした。

一つ先の行動を意識させる声掛け

子供の習慣化を進めたいとして、どのように声掛けをするか。この親からの声を子供たちは敏感に受け取っています。ここでとある行動が定着しないことで叱ったり、ましてや声を荒げたりすることは言語道断。子供たちに寄り添って、落ち着いた口調で声掛けをすることが大事だそうです。

その時に有効なのが「What’s next?(次どうしよう?)」

1ステップずつ、子供たちが自分でやることを確認できるように声に出してもらう声掛けをします。始めは面倒な一つひとつの行動も、親から押し付けられるのではなく自分で認識してこなしていくことで習慣化に結び付きやすくなるとのことです。

習慣化の理由を説明する

習慣化したいその行動を完了するとどんないいことがあるのか。これを説明することで、前向きにその行動に取り組む動機を作り出すことができます。

以下は記事では言及されていなかったのですが、個人的にやはりこれは「ニンジンで釣る」ようなことではない方がいいのかなと思っています。おそらく自発的な動機に結び付けられるようなメリットを説明する必要があります。

例えば「部屋の片づけ」を習慣化させたい場合、「片づけたらお駄賃あげるよ」よりは「片付くと部屋が広く使えて次遊ぶときに楽しいね」とか「お部屋がきれいになったらお友達も一緒に遊べるね」などの声掛け、問いかけの方が好ましい気がします。

根気強く続ける。できたらしっかり褒める

最後のコツは、「継続すること」でした。

ことでも習慣化には時間がかかるもの。親が根気強くあることは一番難しく、また一番重要です。そしてこちらからの働きかけなく行動した時にはそのことを認めて褒めてあげることも大切で、そのことが習慣化の形成をより促進することにつながります。

まずは声掛けの仕方を反省したい

記事を読んだ後で自分の行動を顧みた時に一番感じるのは、「根気が足りない」ということでした。

出したおもちゃを片付けなかったり、やると言っていたピアノの練習に中々取り組む素振りを見せなかったり。最初は穏やかに声掛けをするのですが、どうしても反応が薄いとこちらもイライラしてきて、つい口調がきつくなってきてしまいます。

背景やメリットを説明してみたり、もっと子供たちに寄り添うなどして声掛けの仕方を工夫したいと思いました。

それに加えて、そのような普段の行動を習慣化することが将来の逞しさにつながる可能性があるということで、親としてより今度の行動を気を付けたいなと思いました。改めて責任感が芽生えた気がします。

まとめ

逞しい子供を育てるために親ができることとして、そのコツを以下にまとめます。

  • 逞しさを育むために、自分の中に安定剤の役割を担う習慣を身に着けることが効果的。
  • 習慣化を達成するためには「一つ先のことを意識させる声掛け」「その行動の背景や理由を説明する」「根気強く継続する」ことが重要。
  • サポートなしにできたらそれを認めてしっかり褒める。

自分の行動を見直すきっかけになり良かったです。これからも情報収集していきたいと思います。

参考になれば幸いです。