娘が本好きになったので原因を考察する

みなさんこんにちは。こてつです。

突然ですが、かつてはこどもチャレンジに対してもあまり集中できていなかった長女が、小学一年生の現在、大の本好きになりました。

こてつの実験手帖

みなさんこんにちは。こてつです。 僕は現 […]…

「おしりたんてい」や「おばけのアッチ」「ミルキー杉山の名探偵シリーズ」「なんでも魔女商会」など、それなりの厚みがあるシリーズものの本をたくさん読んでいます。

それを通して語彙力も増え、つい最近は自分で調べてもらうことも覚えてもらおうとドラえもんの国語辞典を買い与えることになりました。

何が原因か?と考えると恐らく「本が好き」という彼女の個性によるところが大きいと思っていますが、親として環境構築の面で貢献できたかもしれないということもいくつかあるので、今回はここをまとめてみたいと思います。

本好きになるかはともかく、子供が何かに集中できる環境づくりの参考になれば幸いです。

子供が読書好きになったことに貢献したかもしれない要因

親が整えた環境の影響を受けて本好きな娘が育った、と大声で主張するつもりはありません。

あくまで基本的には彼女の個性によるところが大きいのだろうと理解しています。

しかし、ただでさえ誘惑、特に中毒性の高いデジタルコンテンツに触れやすい現代において、本が好きな彼女の個性が育つ邪魔をしなかった(ちょっとは促進させた)というのは親として頑張れたことだという気もしています。

①楽しく読み聞かせをしてきた

字が読めない頃から、意識して絵本の読み聞かせをしてきた自負があります。読む量は朝起きてからと夜寝る前に2~3冊ほど。

際立って多いわけではありませんが、ただ読むだけではなく感情を乗せて、たまには身振り手振りを交えて楽しく読み聞かせをしてきたつもりです。

子供たちからすると「絵本は楽しい」という気持ちを持ってくれるようになったのかもしれません。

実際、長女はひらがなを読めるようになる前から、親のマネをして2歳下の弟に絵本を読んであげていました。

②図書館に頻繁に通った

僕は横浜市在住ですが、自転車で10分ほどの距離に図書館があります。ここは相当使い倒しています。

2週間の1回程度の割合で通っているのですが、小上がりのようになっている靴を脱いでくつろげる板の間のスペースがあり、そこで紙芝居や絵本を読んでいます。行くたびに10冊は読みますし、その後一人10冊程度借りて帰ります。長女と2歳下の弟で最大20冊あるため毎回重くて大変ですが。。。

お買い物など他の予定があって行けないことも多いですが、「図書館でも行く?」と声をかけると大抵の場合子供たちは喜んでいます。

学校の図書室で貸し出し中の本が読めたり、タイトルが気になるけど買うほどでは、、、というシリーズものの確認ができるのが嬉しいようです。親としても買う前に一度確認しようとする姿勢は大歓迎です。

③本への出費は(あまり)惜しまなかった

「図書館に足しげく通う」=「本は買わずに済ませる」というわけではありません。

図書館で借りるのに、それなりに本は買います。

子供たちとの散歩のついでに本屋に立ち寄ることもありますし、おでかけついでにBOOKOFFに立ち寄ることはしょっちゅうです。

本屋巡りやBOOKOFF巡りも、最初は私が英語教材や洋書を漁るために行っていました。しかし、現在では子供たちもそれぞれの楽しみ方を覚えているようで、一目散に絵本・児童書コーナーに向かうようになりました。

僕は月5000円ぐらいなら本のための出費してもいいと決めていて(家族には伝えていませんが)、子供が本屋さんで持ってくる本をなるべく買ってあげるようにしています。

予算オーバーだと断ることもあるし、やや古い本だとBOOKOFFで買うように勧めることもありますが、子供たちも「普段はケチなパパだけど本なら買ってくれる」と気づいているように思えます。

④親が本を読む姿を見せることを意識した

何に関しても言えることですが、子供は親の言葉ではなく行動により強く影響を受けますよね。

子供は親の鏡。親としては背筋が伸びる思いを何度となく感じています。

私自身ポーズでも何でもなく本を読むことは好きなので、その姿を見せるようにしてきました。

⑤スクリーンタイムを管理できていた

これまでに色々と原因として関係がありそうな行動を考えてみましたが、恐らくこれが一番関連している気がします。

我が家では結構スクリーンタイム(テレビやスマホなどの画面を見る時間)を抑えることができています。

平日で1時間程度、休日でも2時間を超える日はまずありません。

テレビやスマホは中毒性が高くいつまででも見ていられますし、大人でもそれに抗うことは困難です。

動画コンテンツに費やす時間を制限することで、必然的に本などを手に取る時間が生じることになります。

我が家では今はもうテレビがないので、比較的コントロールしやすい状況だったのが良かったと思いました。

まとめ

読書が本来好きな子であったとしても、それなりに環境を整える必要があると思います。

子供は親のマネをする傾向があることや、テレビなどの中毒性のあるものとは適切に距離を取ることが成功のカギを握るのではないかと思いました。

本好きになるかどうかは結果でしかなくて、子供が本来好きな何かに集中できる環境を整えることは大事だと改めて思いました。

参考になれば幸いです。