2児の父として毎日奮闘、こてつです!
突然ですが、子どもがいるご家庭であれば絵本の1冊や2冊はあると思います。
「だるまさん」や「はらぺこあおむし」などはメジャーですね。
うちの子たちは「でんしゃにんじゃ」や「ほんやのポンチョ」などもお気に入りです。
子どもたちは絵本をよんでもらうのが大好きです。私は毎晩平均寝る前に3冊以上は読み聞かせをします。
この記事では、通常のおはなしとしての絵本に加えて、子どもたちと一緒に「図鑑」を見る、読むことのメリットを説明します。
図鑑のメリット
図鑑と聞くと、小学生ぐらいの子どもに買い与えるイメージがある方もいるでしょう。
もうちょっと子供が大きくなってからがいいのでは?と思う方もいると思います。
これは断言できますが、小学生まで待つ必要はありません。私の感覚だと2歳以上なら全然効果ありです。
年齢以外の目安で言うと、周りのいろんなものに関心が出てくる頃がいいのではないかと思います。道行くワンコに興味を示したり、お花が好きになったり。
図鑑を子どもと一緒に見ることのメリットを以下に説明します。
図鑑のメリット①未知のものへの好奇心を芽生えさせる
図鑑を見始める最初の頃は、よく知っているものが載っているページを食い入るように見つめることになると思います。もちろんそれでも問題ありません。
そしてそのうち、他のページにも興味を示してみ始めるようになります。そこで今まで見たこともない動物や乗り物など、異世界の存在を知ることが出来ます。
カラフルな写真やイラストも豊富なので、子どもたちの想像力を刺激し、好奇心を養うきっかけとなります。
「この動物なに?」「このお花なに?」「この乗り物なに?」と子どもたちの疑問はとどまるところを知りません。
子どもたちの図鑑に対する反応は素晴らしく、ページをめくるたびに「うわー!すごーい!」の連続で、そのリアクションを見てこちらが驚くほど。
図鑑のメリット②子どもが自分で調べて理解することへの喜びを感じる
身近な動物や植物の図鑑を見ることが出来るようにすれば、普段の生活で目にする「あれなに?」に対して、図鑑を見て調べる習慣をつけることが出来ます。
それを繰り返すうちに、「わからないことがあっても、図鑑を見ればわかるかもしれない」と考えるようになり、ひらがなの習得とともに自分で調べることができるようになります。
「図鑑を見れば、わからなかったことがわかるようになった。」
この経験を少しずつでも積み重ねていくことで、無理強いすることなく「学ぶこと」の基本姿勢を育てることが出来ます。知ることの喜びを得る感覚は、将来にわたって生きてくる財産になります。
図鑑の活用法
図鑑を買ったはいいものの、子どもたちにハマらず積読される。その様な経験をされた方もいるのではないでしょうか?
これは図鑑に限らないことですが、教育にいいとされるものや評判の知育グッズにしても「買って与えるだけ」では子どもは使うようになりません。
大人は当然のように「図鑑の使い方」を知っています。ですがそれと同様に、子どもは当然図鑑とはどんなものかを知りません。図鑑は特に分厚く重たいので、子どもが使うようになるには余計にハードルがあります。その重たい本の中に楽しいものがたくさん入ってるということを教えてあげる必要があります。
このように買い与えて終わりではなく、子供たちが図鑑を楽しめるような導入が必要です。
以下にそのコツを示します。
図鑑の使い方①親がその図鑑を楽しそうに読む
一番大切で、かつ効果的な導入方法は、親がその図鑑を読むことです。
それも楽しそうに。
子どもは親が楽しんでいること、取り組むことにとにかく興味を示します。
「子は親を映す鏡」とはよく言ったもので、望む望まないに関わらず子どもは親の真似をする生き物です。それを利用しない手はないです。
この大きな本は楽しいんだ、と思わせればしめたもの。いざ読んでみたら中身に食いつかない子供はいないのではないかと思うぐらい、実際に図鑑は面白いです。
親として「図鑑を楽しそうに読めるかな」と不安になる方も安心してください。
間違いなく図鑑は大人も楽しめます。
かくいう私は昨夜、子どもたちと一緒に植物図鑑を見ていて、白菜やチンゲン菜の花を初めて写真で見て「えーっ、こんな花なの??」とテンションが上がっていました。
図鑑の使い方②可能な限りリアルと結びつける
図鑑を通して得たバーチャルの知識を、可能な限り現実世界での体験とつなげることができれば効果がさらに上がると思っています。これは両方向からのアプローチが可能です。
例えば、散歩をしていてきれいな花を見つけたとき。
「これ何のお花かなぁ?」という会話から「お家に帰ったら図鑑で調べてみようか」という流れを作り出すことが出来ます。
摘んでいけそうなら実物を、ダメなら写真を撮って、図鑑と見比べましょう。
「あ、これじゃない?」「えーそう?ちょっと形が違うよ」というやりとりや「あ、これだ!」という発見の瞬間など、全てが子どもたちにとって新鮮な刺激となります。
この遊びが、子どもたちの発達に悪いわけがない。
また逆の例えとして、図鑑で見たものを現実で観に行く、というパターンも考えられます。
動物図鑑を見ていて、普段はあまり興味を示さなかったシマウマにやけに食いついている、じゃあ今度のお休みの時に動物園に行こう!というような。
「本やテレビなど、他のメディアで見て興味を持ったものを実体験させる」というのは私が子育てにおいて意識していることで、可能な限り応えてあげたいです。
※子どもたちが大きくなったら「塔の上のラプンツェル」に出てきたランタンを見にタイのコムローイ祭りに行くことを約束しています。
まとめ
子どもたちと一緒に図鑑を見ることで、子どもたちの好奇心を育てることができます。さらに分からないことを自分で調べることを自然と身につけるようになり、一生涯に渡って生きる「学ぶこと」の基本姿勢を養うことにも繋がります。
おススメの図鑑を以下に載せておきますので、是非お試しください。
参考になれば幸いです。
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