4歳と2歳の二児の父をやっています、こてつと申します。
この記事は「子育てに疲れている」「子供たちは可愛いけど、一緒にいる時間が苦痛」「夫/妻が子育てを自分にばかり押し付けてしんどい」など、子どもたちと常に一緒にいることで気疲れを感じている方を対象に書いています。
このような気持ちになると、つい自分を責めてしまいがちです。
「『子供と一緒にいて辛い』なんて、自分は親としてどうなんだろうか・・・」というように。私もそう思うことが良くありました。
しかし、先の4連休でずっと子どもたちと過ごしていて(妻は仕事)、自分の心の負担を軽くする考え方がふと頭をかすめました。それは「『子供たちと離れる時間』を意識して一緒に過ごす」ということ。
これをするだけで、子育てでちょっと疲れる、という感覚がぐっと楽になりました。具体的にどのような考え方なのでしょうか。
子どもたちと離れる時間を意識することのメリット
「子どもたちと離れる時間」とは文字通り、子どもたちの世話から解放され、自分一人で過ごせる時間のことを意味します。
これを意識することで何が得られるのか。それは主に以下の2つだと思います。
- 1人の時間を目指して頑張る活力となる
- 一緒に過ごせることの大切さを再度認識する
順に説明します。
メリット①:1人の時間を目指して頑張る活力となる
子どもたちといる時間を辛く感じてしまう時というのもあると思います。だからといって、その様子を顔に出し、子どもたちに見せることはよくありません。
なので、ある程度のところに目標を持って、「そこまでは頑張ろう」という気持ちで親としての仕事をやり切ることも求められるでしょう。
ここで言う「子供たちと離れる時間」とは、サラリーマンにとっての休暇のようなものです。休めることを心の支えとして、それまでの仕事を頑張るように、一人に慣れる時間を目指して一時期の子育てを頑張るということになります。
メリット②:一緒に過ごせることの大切さを再認識する
たとえ短時間であっても、子どもたちと離れた後に再開するととても新鮮な気持ちになります。保育園に預けて夕方返ってきた時の子どもたちの何と可愛いことか。
このように、一度離れることで再開した時の可愛さが増すのであれば、一時的にわざと離れる時間を作るように意識することで、常に新鮮な気持ちで子供たちと向き合うことが出来るようになります。
このヒット&アウェーを経て、一緒に過ごせている時間がとても愛おしく感じられるようになります。
子どもたちと離れるのはいつ?具体例3つ
「子どもたちと離れる時間」といっても漠然とした響きがあります。
私は以下のように「短期、中期、長期」でそれぞれそんな時間があるなと思うようになりました。
- 短期:数時間単位で離れる
- 中期:日中~数日離れる
- 長期:ずっと離れる
以下に説明します。
短期:数時間単位で離れる(半日以内)
これは4時間以内ぐらい、午前中、あるいは午後半日の間だけ離れる、という程度の時間を想定しています。
この程度のまとまった時間は、例えば妻と相談の上で半日程度一人の時間を過ごすことを認められたときや、夜子どもたちを寝かしつけた後の時間が該当します。
この程度だとそこまで新鮮な気持ちが湧き上がることは無いのですが、子どもの世話を頑張ってきた自分へのご褒美の時間としてはちょうどいい長さです。
ふらっと買い物に行ったり、映画を見たり、マッサージをしたり。夜であれば家で自由に過ごせます。私がブログを書いている今の時間もこれにあたり、子どもたちを寝かしつけた後、あるいは一緒に寝て早起きをしたタイミングになります。
上のメリットで言うと、①休暇の意味合いが強いです。
中期:日中~数日離れる
これは、丸一日離れている、あるいは数日に渡って離れるまとまった時間帯が該当します。最短だと「送り、お迎えを共にお願いして朝~夜まで会わなかった日」がこれに該当しますし、「妻と子供だけが実家に帰って数日間一人」というのもこれに当てはまります。「海外出張」は仕事ですが、子どもたちと離れるという意味では同じです。
この期間は、解放される期間が長いのでそれなりにリラックスできます。解放された直後は子供たちのことは一度頭から消えることもあります。そしてその数時間後か数日後(個人差あり、私は長め)、一通り自分だけの時間を満喫すると少しずつ子どもたちに会いたくなってきます。
3日間でも空けると、その後の子どもたちのなんと可愛いことか。たった数日であっても、どこか成長を感じさせる外見の変化や言葉遣いの変化などを感じることもあり、喜びもひとしおとなります。
上のメリットで言うと、①休暇と②貴重さを感じることが同じ割合ぐらいになります。
長期:ずっと離れる
どれだけ親が手塩にかけて育てたとしても、子どもたちはやがて自分たちの世界を生きていくことになります。これを認めず、自分の子どもの人生にいつまでも主要キャストの一人として関われるものだと思い込んで首を突っ込むと面倒な親になります。
大学生になって家を出て一人暮らしを始める、というのが分かりやすい離れ時です。
でも実際はそこまで待たなくても、子どもたちは親と過ごすことを避けたり、家族より友達と過ごすことを選ぶ日がそう遠くない未来に確実にやってきます。
今は「パパだっこ!」と寄ってきてくれますが、娘はあと何年パパを好きでいてくれるかな。パパと寝ないとヤダ!と泣いてくれるのはいつまでかな。そういったことを考えると、一緒に過ごすことのできる時間はそう多くないことも知ることになります。
不謹慎ではありますが、コロナ禍で家にいる時間が長いことは、子どもたちと一緒にいる時間が増えたという点では完全にプラスにはたらいています。
上のメリットで言うと、②子供と過ごせる時間の貴重さを認識することが100%です。
まとめ
子育てに疲れたときには、まずそのことを自覚することが大切だと思います。
そしてその上で深呼吸でもして、以下の子どもたちと離れる時間の存在を意識してみたり、短期間や中期間のまとまった時間を作れるように手配すべきだと思います。
夫や妻、親戚に頼れるならば積極的に活用すべきです。
一時預かりサービスを利用してみたり、平日に保育園+有休(認められない保育園もあると聞きますが、絶対に必要)を組み合わせるなどして、意識的に時間を捻出するようにしましょう。
子どもたちと過ごせる時間は限られます。悔いなく過ごせるよう、大切にしたいですね。
参考になれば幸いです。