僕の円形脱毛症奮闘記②-SADBE編-

こんにちは。ケーパパです。

 前の記事に引き続き、円形脱毛症の治療経験などを記事にしようと思います。今回はSADBE治療編です。

復習:円形脱毛症の原因は?

 円形脱毛症の原因は完全に解明されているわけではありません。ですが、可能性としては自己免疫疾患の1つである事が近年の研究により示唆されています。つまり本来自分の体内に入ってきた異物を認識、排除するための免疫システムが自己である毛母細胞を攻撃してしまうことが、毛が抜ける、生えないという病状を引き起こしてしまうのです。

関連記事:円形脱毛症の原因とは?https://struggle-for-wealth.com/alopecia-areata-stress

関連記事:円形脱毛症は治る?治らない?https://struggle-for-wealth.com/alopecia-areata-prognosis

関連記事:円形脱毛症の治療法とは?https://struggle-for-wealth.com/alopecia-areata-therapy

SADBE治療とは?

 SADBE(スクアレン酸ジブチルエステル)療法とは、SADBE(サドべ)という薬剤を脱毛箇所の頭皮に直接塗布することによる治療法です。

 SADBEは刺激性の物質であり、塗布するとかぶれや痒みを引き起こします。かぶれや痒みは生体における炎症反応によるものです。外部からの刺激によって引き起こされたその反応に対抗する形で、身体は既に備わっている抗炎症反応を発揮します。その時に、SADBEに誘発された炎症反応との抱き合わせで、脱毛の原因となっている「毛母細胞を攻撃する免疫細胞」のはたらきが抑制され、脱毛に対する効果が発揮されるとの事です。

SADBE治療の進め方

 SADBE治療はまず、身体をSADBEに対して反応できる状態にする事から始まります(感作)。

 1%ほどのSADBEを染み込ませた、直径5mm程の濾紙を腕に当てます。そして後日、濾紙を当てた部分が赤くなっていることを確認します。

 濾紙に染み込ませた何百万倍も低い濃度のSADBE溶液を頭皮に塗布します。あとは反応を見ながら濃度を上げていき、赤みが一過的に出てその後自然に引いていく、ぐらいの反応が見られる濃度で治療を続けます。通院頻度は、僕の通った病院では2週間に1回程度でした。

SADBE治療のここが不満でした

 まず何より、「いつまで経っても治療が進まない感」が半端なかったです。頭皮の様子を見て、液をちょんちょん、はいまた次2週間後に来てください〜(この間およそ5分)、の繰り返し。これが用量決定前、つまり治療を開始する前に3ヶ月ぐらいは続いたでしょうか。

教訓:気は長く持て

 あとこれは僕のミスですが、家からも職場からも離れた場所にある病院を選んでしまったことです。これにより1回診察を受ける度に半休を取る必要があったため、仕事への影響も少なくはなかったです。

教訓:通いやすさは重要。家に近いより職場に近いほうがいいと思う。

 例えば、感作した次のステップとして、頭皮の複数箇所に濃度の異なるSADBE溶液をスポット塗布して様子を見る、などはできないのでしょうか?濃度に対する反応をまとめて1回で、とは言わなくても、1度に複数濃度をまとめてやれば遥かに効率良くなると思ったのですが…。

結局治療を諦めることに、、、

 上に挙げたような不満もあり、段々と通院が面倒くさくなってきました。多少なりとも効果が出ているのであれば頑張る気にもなったかもしれませんが、治療を受けている間にも状態は悪化するばかり。

 治療に対して気乗りしない中、ある日担当の先生に「この治療法って本当に効くんですか?ネットで見たら液体窒素とかステロイドとか他にも治療法ありそうなんですけど、今のやり方がベストなのですか?」と質問してみました。

 先生の回答について概要を記すと、「治療法に関する説明は最初にしてある」「治療方針に納得したからサインしたんですよね?」「治療には医者と患者の信頼関係が大事だから、不満があるなら他の病院に移ってくれてもいいですよ」と、ちょっと怒った感じでした(何で怒るかなぁ…)。

教訓:先生も真摯に取り組んでくれている。質問は意図も含めて丁寧にしよう。

 後ろの2つはいいとして、「治療法の説明」に関して、他の方法との比較の話が聞きたかっただけなんですが、クレームつけたように写ってしまったようです。

 さらにSADBE治療中は処方されなかった飲み薬を大量に処方されてしまいました。薬剤師さんに確認してもらうと「通院は困難とのことだったので、自宅で内服治療に切り替えました」とのこと。

いや次の予約取りましたけど!?

ふざけんな!!!

 って事でその後その皮膚科に通う事はありませんでした。治療に対するモチベーションが底辺に達していたので処方された薬もほぼ飲まず。

教訓:出された薬は飲め

 残念ながら最初の治療は道半ばで断念。一応半年ぐらいは通いましたが効果は全く出ませんでした。※治療法が悪いわけではないので念の為

以上、「僕がSADBEを辞めた理由」でした。この記事を読んでくださった皆さんは病気と、そしてドクターとうまく付き合って効果的に治療してもらいたいなと思います。

☆1年後、再び治療に再挑戦!次はエキシマレーザー編です。よろしくお願いします。