洋書の多読に挑戦中!15万語経過しての感想

みなさんこんにちは。こてつです。

昨年TOEIC950点、そして今年英検1級を取得したワタクシですが、資格の上での今後の目標は国連英検特A級に設定しています。

ですが、これまでのように過去問を使って、単語集を覚えて、、、といういわゆる試験対策で戦ってはいけない気がして、しっかりと英語に没入(immersion)すべく環境を整えています。

洋書の多読を始めました

Immersionの一環として、英語をたくさん読むべく洋書の多読を始めました。正確には、ペーパーバックを読むための助走段階としてラダーシリーズを読み漁っています。

9/22が最初の1冊の読了日なのですが、それを含めて10/24現在でにこれらを読んできました。

(↓左から題名、ラダーシリーズのレベル、語数)

  • Metamorphosis  Lv4  12,160 words
  • A Teqnique for Producing Ideas  Lv 5 6420 words
  • The Bill Gates Story  Lv 5  13400 words
  • The History of the Earth  Lv 5  13040 words
  • Japanese Values and Virtues  Lv 5  13830 words
  • The Biography of Stephen Hawking  Lv 5  10150 words
  • Short Stories by Edogawa Ranpo  Lv 5  17030 words
  • The Japanese Economy  Lv 5  10080 words
  • Lost in Tokyo  Lv 5  23500 words
  • A Short History of America  Lv 5  15750 words
  • Dining in Japan  Lv 5  17000 words

トータル11冊、すべてラダーシリーズでおよそ15万語を読破することができました。

目標は来年4月までの半年で100万語。そして今後はペーパーバックにも手を出していきたいと思います。

まだまだ序の口ではありますが、ここまで本を読んできて感じたことをまとめます。

①英文を読むのが早くなった

まずはシンプルに、英語をたくさん読むことになるので英語を読むことに慣れました。

読む際のストレスが減るので、時間さえあればいつまででも読んでいられるようになりますし、読むのも早くなったように思います。

読むスピードを正確に測るのは難しいですが、以前別の機会に測定した時が100~120 wpmぐらいでした。今は普通程度の集中状態で、特に難しい内容でなければ 150 wpmぐらいで、大体1ページを1分で読むぐらいのペースとなっていました。

測定の条件などが違うし、そのwpmの値は信頼性の高いものとは言えませんが、読んでいるときの感覚が全く違うことからリーディングの質は上がっていると確信しています。

目線がスルスルーっと英文の上を滑っていくけど、内容を取りこぼしていない感覚を覚えており、とても驚いています。

読書に割ける時間は日によって異なりますが、1日10000語ぐらいなら何とか読みこなせそうな感覚です。

②返り読みを(ほぼ)しなくなった

英文を前から前から、書かれた語順で理解していくことは、読むスピードや読解力を改善するために必要不可欠です。

英文をたくさん読むと、返り読みをせずに意味を取ることができるようになってきたと感じます。

あまり時間をかけないことを目指して訓練を積んだからでしょうか。これまでもできているつもりだった読み方にさらに磨きがかかった感覚です。

③単語の意味を調べないことに対するストレスが減った

速読のコツとして、未知語の意味を逐一確認しない、というものがあります。

分からなくてもどんどん読み進めることを優先するため、単語の意味はよほど分からないところ以外は推測で何とかする、というスタンスを推奨することが多いです。

私の場合、とはいえある程度語彙力アップにも繋がるし、調べないのも気持ち悪いから調べてもいいじゃん、と思っていました。

特にラダーシリーズでは、巻末のWord listで簡単に意味を確認できるので、特に苦労なく意味を調べながら読み進めることができます。

ですが、近いうちにラダーシリーズを卒業してペーパーバックに挑みたいと考えていた私は、巻末のリストに頼りすぎるのも良くないと思うようになりました。

そして上記11冊のうちの3冊目ぐらいからはワードリストの使用も最小限にし、なるべく分からないなりに読み進めるスタンスに移行させていきました。

その結果、最初は分からないまま読み進めることに対して少し戸惑ったものの、今では完全に慣れてしまいました。

むしろリストを見るのが面倒だからそのまま読み進めちゃえ、という気になるぐらい。この辺りは面倒くさがりな性格がいい方に作用したのかもしれません。

ラダーシリーズは読みこなせる自信がついた

上記のメリットは、今の自分の英語力でラダーシリーズを読んだ時の結果なので、相手が変われば手ごたえも変わるだろうと思っています。

まさか今の語彙力でハリポタを読みこなせるわけはないと思っているし、何となく買ってみたビジネス書っぽいペーパーバックについては手も足も出ない可能性もあるかもしれません(まだ積ん読中)。本のレベルを上げればペースも落ちてしまいそうですが、自分の英語力も比例して伸びることを願いつつ、これからもどんどん読んでいきたいと思います。

まとめ

英語に没入することを目指して多読に取り組むことにしましたが、ラダーシリーズはその入り口におススメです。

とにかくたくさん読むことを意識して続けていれば、文章からのインプット効率爆上がりが期待できます。

参考になれば幸いです。