もうすぐ開幕!!YOSAKOIソーラン祭りの楽しみ方

こんにちは。ケーパパです。

 来週6月5日(水)、北海道札幌市で「第28回YOSAKOIソーラン祭り」が開幕します。僕は札幌市に住んでいたことがあり、この祭りは大好き派の市民でした。実は踊り子として4回ほど参加し、ファイナルコンテスト(後述)に出場したこともあります。今日は一時期学業を疎かにするほどよさこいにハマった僕が、このお祭りの楽しみ方を語ります。

はじめに

 僕は15年ほど前に、よさこいにどハマリした時期がありました。踊り子として学業そっちのけでよさこい漬けの生活を送り、犠牲にした単位も数知れず。踊りの練習をしてみたり、道具を使った演舞(旗を振ったり鼓を叩いたり)に取り組んだり。当時の振り付けなら今でも身体が動く、と信じています。

 ですがその後お祭りに参加することは叶いませんでした。就職などで北海道を離れてもチームに残って参加し続ける先輩とかもいて、もしかしたら自分もそうなるかも?というぐらいの想いがあったのですが、就職後はさすがに気力と時間のやりくりが難しく断念。そうこうするうちにメンバーの入れ替わりなどもあり、道外から参加し続けるモチベーションを維持することが出来なくなりました。今ではたまにYoutubeで演舞動画を見ることがあるぐらいです。

よさこいソーラン祭りとは?

 「よさこい祭り」はご存じ、高知県発祥のお祭りです。そして「ソーラン」は「ソーラン節」から来ており、北海道の民謡です。本場高知県でよさこい祭りを見て大きく感動した一人の北海道の学生が、北海道でも同じようなお祭りをやりたい!と立ち上げたのが「よさこいソーラン祭り」です。

よさこいソーラン祭りの仕組み

 今年は200チーム以上が参加し、5日間札幌市内のあらゆる会場を舞台に演舞を披露します。 チームの演舞内容は自由で、曲、振り付け、衣装など、和風である必要はありません。ただ規定として「演舞時間4分」「鳴子を持って踊る(全員でなくてもよい)」「曲のどこかにソーラン節の1節以上を組み入れる」ことが定められています。

 今年の大会では、札幌市内に19か所の演舞会場が設置されるそうです。ステージはそれ用に設置されるとは限らず、商店街の道路だったり、ショッピングモールの駐車場だったり、サッカー場のフィールドで踊ったりとバラエティに富んでいます。事前にステージの寸法などが公表されるので、チームはそれぞれの会場にあった隊列、構成を組んで演舞に臨みます。

 演舞構成は大きく分けると「ステージ型」と「パレード型」があります。ステージ型は舞台に出てきてその場で踊るタイプ、パレード型は主に道路が会場になる場合の構成で、縦長の隊列を組み、前方に進みながら演舞を行うタイプです。臨場感があるのはパレードだけど、客として見るならステージが全体がわかりやすくていいかなと個人的には思います。

 参加チームは審査を受けることが出来ます。予選では参加チームを10のブロックに分け、踊りやら曲やら躍動感(?)やらの基準を元に採点されます。各チームの1位が「ファイナルコンテスト(ファイナル)」、2位が「セミファイナルコンテスト(セミファイナル)」に進みます。最終日の夕方頃から、前半パレード、後半ステージのファイナル審査があり、最終順位が決まります(順位がわかるのは大賞、準大賞ぐらいだったかと)。

よさこいソーラン祭りの楽しみ方①踊り子として参加する

 時間だとかお金との相談になるかもしれませんが、興味があるならチームに踊り子として加わってみることをオススメします。観るだけでも十分楽しいですが、中にはいるともっと楽しいです。ハマりすぎて社会から脱落することだけは要注意。

 道民ならチーム数もたくさんありますし、どの町にもチームがあるのでそこに入ることでお祭りに参加できます。もし道外から参加したい、という場合、以下の3パターンが考えられます。

①よさこいソーラン祭りに参加している道外チームに所属する:これが1番初心者にオススメです。メリットは手軽で、チームに従っていれば祭りに参加できること。デメリットは北海道遠征をしていて、自分が好きなコンセプトのチームが近くにあるとは限らないこと、でしょうか。

②道内チームの道外支部に参加する:これなら強豪チームの一員として本祭に参加できるかもしれません。デメリットはやはりそんなに多くない、参加にはコネが必要だったりすることでしょうか。

③道内のチームに直接所属して、毎週末通う:お気に入りのチームがあったときに、道外支部がなかろうが参加できるのがメリット。デメリットは普通は受け入れてもらえない(1度は所属してたチームでお願いするのが普通)こと、交通費と宿代などお金、時間のやりくりが大変そう、といったところでしょうか。僕が所属してたチームにもいましたが、飛行機代もそうですが宿も大変でしょう。アテがあるならいいのですが。

よさこいソーラン祭りの楽しみ方②観客として

 観客として、どこかの会場に陣取ってお祭りを楽しむのもいいですね。勿論一番のオススメは大通り公園のステージ、パレード会場です。桟敷席は相当混みますが、大通公園含めてお祭りの盛り上がりを会場全体で感じられる点、そして何よりすべてのチームがこの会場で最高のパフォーマンスを発揮すべく練習してくるので、演舞の完成度が文句なく高いです。

 もし他の会場を選ばれる場合でも、メイン会場と形や大きさが近い所がいいと思います。理由は簡単で、チームとしてはメイン会場用の隊列、構成(たくさん練習してる)をそのまま使えるから。余りに条件が違う場合はそれ用の隊列を準備するのですが、やはり練習量の差からか完成度は落ちます。

 デメリットは、退屈なチーム(すみません)の時間帯が辛いこと。

よさこいソーラン祭りの楽しみ方②´追っかけとして

 お気に入りのチームがあって、そこさえ見られれば他はついででいい!という事であれば追っかけてみるのはどうでしょう?

 1度捕捉すれば、彼らは決して移動速度は速くないのですぐ追いかけられます。仮に見失ったとしても、自チームの演舞会場と時間に関する情報は今どきどのチームでもウェブサイトなどで発信しており、確認も簡単です。

 デメリットは他の出逢いがないこと、移動けっこうしんどいこと。

よさこいソーラン祭りの楽しみ方③動画

 個人的には結構オススメです。ひたすらYouTubeなどで演舞動画を見漁ります。よさこいってどんな感じかなーと思ったら検索してみてください。過去動画も見れて楽しいです。以下に個人的におすすめのチームを羅列します(今もチームや動画が残っているかは未確認)。

  • VOGUE038
  • 平岸天神
  • 新琴似天舞龍神
  • 夢想漣えさし
  • 藤・北大&ホンダカーズ北海道
  • 北海道大学「縁」

あとチームではないですが、ソーランナイト(金曜夜に行われる前夜祭?的な時間帯)は強豪チームや学生選抜の南中ソーランがあったり楽しいです。週末ですし踊り子のテンションも上がっています。

まとめ

よさこいは楽しい!興味があればぜひ来年は踊り子として参加してみましょう!